濃い人たちのクリスマス

チバラキ方面の豊作が災いして、世の中のほうれん草の注文が激減したために収穫が伸ばし延ばしになってしまい、結果的に休みに入れるのもヘタすっと晦日まで引っ張られてしまうかも知れません。忙しくて遅れるならまだしも、手加減しつつってのが性分に合わないものです。

そんなわけで今回の年越しはここ沼田で過ごす事になりそうです。こっちにも仲間がたくさんいるし、別にいいっちゃいいんですがそういう小さな事の積み重ねが故郷との距離を広げて行く感じもしますです。

昨日はクリスマスイブだったのですが、朝からラジオじゃなくてテープ聴いてたので本気の本気で忘れてました。休日前ってことで温泉で温まってその足で居酒屋に入って、そこで大将に知らされて気づいた悲しき20台半ば。
さすがにイブだって事を知ってしまえば彼女持ちの人を誘うのも野暮だし今日は一人で飲むかななんて思って2軒3軒巡ってみれば、仲間も同じこと考えてピンで飲んだくれてやがりました。狭い街で時間が経つにつれて開いてるトコが限られてくるのでスタートが全然違っても待ち合わせナシで同じコースになって行くという図式。

自分が忘れてたから言うわけではないし、アカペラ・エアギターでジョヴィ夫の"It's My Life"を合唱するダメ仲間だけでリサーチしてるのでもなく、世の中そんなにクリスマスだからどうこうってのはねんだなと実感した一夜でした。